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基本的な仕様
征服は軍集団と違って技術ポイントが無く、基本的には戦役に近い形になっています。しかし一部では軍集団の要素も取り入れられており、広大なマップをある程度進めやすくなっています。
·主要都市(都市名と所属軍団が表示されており、所属国の表示が太陽のようなマークになっている)を全て制圧されると敗北する。その時に制圧されていなかった都市や工場などは最後の主要都市を制圧した軍団のものになる。敗北と同時に残ユニットは消滅する。
·特殊部隊は所持しているものを全て、何回でも使用可能。ただしクールタイムが必要で、そのターン数は軍集団のものと同じ。
·強行軍(行動したユニットを選択すると画面下に靴のマークが並ぶ)、将軍の転任(将軍マークに↓のマーク、自分で付けた将軍のみ)が可能。強行軍は1ターン1ユニットのみ、転任は6ターンに一度のみ。
·ユニットの募集、補充は戦役と同じく各ユニット1ターン1回ずつ。ただし生産はカウントされないため、2積みをすぐに作れる。ただし海軍は将軍を付けても1積みしかできない。
·重工場でのみ重戦車、重火砲は生産ができる。また、空軍基地でのみ戦略爆撃、ミサイル、核爆弾が使用できる。軍集団とは違い、工場→重工場や空港→空軍基地にアップグレードはできない。
征服に初めて挑戦する前に
初心者の人はいきなり征服をやるのではなく、将軍を雇ったり、シナリオをある程度クリアして資源をためてから将軍・技術・部隊をある程度強化しておきましょう。
基本的な流れ(大体こうなるということ)
イギリス、フランス、ソ連と接する戦線は大体押される。唯一フランスのアフリカ軍団はスペインへと上陸するため、時間はかかるがアフリカ部分は潰れる(その頃にはスペイン本国で暴れているが)。
フィンランド、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリーは滅ぼされる。スペイン本国とイタリア本国はフランスに押される。ドイツも西線軍団はイギリス、フランスとぶつかるため場合によってはベルギー、オランダすら倒せないし、アフリカ軍団も遠征軍団に押される。
東線軍団、スロバキア、イタリアの北アフリカ軍団はそこそこ頑張る。デンマークとポーランドは滅ぼし、フランスを北アフリカから追い出してくれる。しかし時間を掛けると東線軍団はイギリスに背中を刺されて滅ぼされる。
どの軍団でプレイしても、イギリス、フランス、ソ連は自分で攻略するしかなくなる。基本的に前線(味方が押されている場所)には大量の歩兵と多少の装甲車がいるが、そこさえ片付ければあとはサクサク進む。
易:難易度が低い。初めての人・初心者におすすめ。
普:ある程度以上の将軍や技術を備えた上でコツを押さえれば容易にクリア可能。中級者向け。
高:「普」に比べて難易度が上昇。高い技術や強い将軍が複数必要で、より高度な戦略が求められる。上級者向け。
難:最上級に難しい国。一歩間違えると滅亡する。達人向け
軍団 | 難易度 |
---|---|
西線軍団 | 易 |
東線軍団 | |
アフリカ軍団 | |
地中海軍団 | |
北アフリカ軍団 | |
イベリア軍団 | |
ジブラルタル軍団 | 易 |
ハンガリー軍団 | |
スロバキア軍団 | |
ルーマニア軍団 | |
ブルガリア軍団 | |
フィンランド軍団 |
ドルトムント〜シュトゥットガルトの部隊はまずフランスのマジノ軍団及び南方軍団を降伏させる。ただし、ドルトムント、ケルンの部隊はブリュッセル、アムステルダムをおとしてベルギーとオランダを降伏させてからフランスへ進軍。
フランクフルトには重火砲があり、重工場もあるのでカチューシャ、KV-6を所持している場合は将軍と特殊部隊を付けると大活躍してくれる。海を渡ろうとするイギリス軍はデーニッツ等の潜水艦部隊や、海岸砲を設置して歩兵で妨害しよう。
フランス撃破後は、北方の部隊はイギリスへ、南方の部隊はアフリカ北西部へ進軍する。
ブレーメンの部隊はハンブルクの都市と空港を味方に借り、友軍とともに進軍する。コペンハーゲンが開いていれば、第82空挺師団なら直接占領ができるので、所持している場合は狙いたい。デンマーク撃破後はノルウェーに進軍するが、素直に海を渡るよりも、スウェーデンの空港を経由してオスロに直接空挺師団を降ろして占領する方が楽。
ウィーン周辺の部隊は、ユーゴスラビア→ギリシャ→アフリカ北東部へ進軍する。ウィーンの重工場は上手く利用したい。ユーゴスラビアが片付く辺りでウィーンで戦力を集め、ポーランド、ロシア方面軍を編成して進軍しよう。
1.対仏戦〜対英戦
空港の配置に恵まれており、資金もそれなりに豊富なためいきなり空挺で
・ビルバオ→ボルドー
・バルセロナ→トゥールーズ、モンペリエ、マルセイユ
と狙うことができ、AIは都市をガラ空きにしてくるので電撃的に南仏を陥落させる事が可能。
(偵察→都市が空いている→空挺(届かない時は都市手前に降下して再行動で制圧))
空挺で奪取した都市だけ維持するようにして、それ以外はガン無視で可。
トゥールーズを落としたら同じ要領で、リモージュ、リヨンを狙う。ニースからはアジャクシオへ。ハマれば5ターンで南方軍団は陥落する。
また同じ要領でリヨンとオルレアン手前の空港を起点に一気にパリまで落とす。ドルトムントやケルンが落ちていなければ、10ターンほどで欧州のフランス軍は降伏する。
初期でいるフランコらの部隊やバルセロナ近辺の装甲車は空挺先周辺や、奪取後の都市周辺の敵軍に当てる事。
ちなみにジブラルタルの友軍はアフリカのフランス軍に押されるので、余裕があれば資金を援助するといい。
また、忘れがちだがマジョルカ島(バルセロナの右下の島)を落とされないように注意。
対英戦についても同じ要領だが、アイルランドがあるのでフランス北東部の港(ブレスト)で空母を用意すると楽に片付く。
この頃になると1ターンに1発くらい核兵器が使える。ロンドンからバーミンガム周辺まで届くのでブリテン島南部の制圧に活用する。
2.バルカン半島〜ウクライナ(北アフリカ)
フランス戦が終わるくらいに、降下猟兵2部隊をそれぞれワルシャワとプラハに向かわせる(友軍の重工業or空軍基地を拝借する)
戦況によって将軍と部隊を割り振る(筆者はバルカンが劣勢だったため、重戦車×3重砲×3を投入、ワルシャワ側は空将を乗せた歩兵で空港を確保。なお戦車の速度に追いつかず重砲はほぼ使えず…)
バルカン半島もそこそこ空港が多く、資金もかなり溜まりやすくなっているので空挺爆撃制圧の流れで落としていく(敵も多いがそれが問題にならないくらい資金が貯まる)
機甲師団はコシツェの東の山地の間あたりからリヴィウ→キエフ→ハルキウとひたすら突っ走る。きちんと準備すればまず負けることはない。
それより南の黒海沿岸の都市はバルカンの部隊で空挺すれば取っていける。
筆者のプレイ時はギリシャが絶好調でイタリアがヘタってナポリを奪われていたが、バルカンのギリシャの都市を制圧すると形勢逆転。
そのまま北アフリカのフランス軍を蹂躙し、結局終盤までアフリカを任せきりにする事ができた。なので北アフリカはここではなし。
なお、ワルシャワ周辺やバルトにソ連軍が大量湧きするので随時ワルシャワから核兵器やミサイルを叩き込んでやること。
ある程度片付けると、次第に味方が押し始めるので空将は次なる空港へ移動する(ヴィリニュスorミンスク)
3.ロシア〜エジプト
仕上げの段階。この時点で東部の主力機甲師団はクルスク、空将がワルシャワ、ウクライナは全て陥落し、バルカン半島はアテネまで到達している事。
ロシアに対してはクルスクから北上しモスクワ→トロペツ→ポリ→レニングラード。ポリ〜トロペツあたりで機甲師団と空将を合流させるとフィンランドでのクロージングがよりスムーズになる。
エジプトの英軍に対しては、まずはアテネに対する相手の攻撃を阻止することになる。阻止したら毎ターン巡洋艦を生産し制海権を確保する。
また、ペロポネソス南東の空港はクレタ島(イラクリオン)の制圧と海を越える友軍の支援に有効なので保持して守り続けること。
クレタまで進んだらここでも英軍のスパム上陸に遭うので同じく、都市防衛と巡洋艦量産で制海権確保。
上陸先はもちろん空港のあるトブルク。上陸部隊は事前に空挺化しておくとその後がスムーズ。
上手くいけば西側はイタリア軍がパスタの津波を作っているので、空挺部隊数部隊を回して主力はスエズを目指す。
資金が余り過ぎて困るくらいあるはずなのでひたすらゴリ押し。カイロを落としたら核・核・核で周辺都市を制圧。
西側は空港を上手く確保し、味方が落とし損なっている都市へ急行する。報酬は不変でスコアの概念も無いので、気にしない人は紅海まで到達したら放置でOK
◯書いた人のプレイ条件
かかったターン:75ターン(仏本土撃破10ターン→英撃破22ターン→ソ撃破63ターン→アフリカ終戦75ターン)
使った将軍:グデーリアン、ロンメル、モントゴメリー、五十六(空母→ワルシャワ待機)、山下、(レープ、バドリオ、アレクサンダー)
※()の中は呼んだけど実質使わなかった人
技術:すべて5
特殊部隊:枢軸+英国降伏後から英国軍のゆるゆる縛り。空挺は全部MAX、重戦車、重火砲はLv4
その他:かなり核とミサイルを乱射しましたが、空の電撃戦のおかげで70都市くらい持っていたので65ターンくらいで資金がカンストしました。
完走した感想:プレチしてるような気分だったので、特に自分の腕前を試したい場合や純粋に楽しみたい場合は空軍や核兵器は縛った方がいいかもです。
アフリカとヨーロッパの両方に拠点を持ち、西に敵がいないため進軍はしやすい。ただし、マップを西から東まで横断することになるため時間はかかる。
アフリカ、ヨーロッパの両方で重戦車が生産できるが、優先すべきはアフリカ方面。ヨーロッパ方面では、マドリードの重工場を借りるか、バルセロナの重工場を使う方が良い。
ヨーロッパ、アフリカの初期部隊はそれぞれの大陸で徐々に東へ進軍させる。アフリカではフランスの初期部隊が視界外からいきなり現れることもあるので、前線の都市に歩兵を置くのを忘れないようにしよう。
序盤の進軍の優先順位はアフリカ>ヨーロッパ。ヨーロッパは味方が奮戦してくれるため、少しくらい進軍を遅らせた方が被害なく進軍できる。
基本的に将軍や特殊部隊、重戦車、重火砲、資金力で相手を次々と殴り倒すだけで勝て、最初からオート放置でもしない限り滅亡の危険性はほぼ0と言ってもいい。
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